内視鏡検査/胃カメラendoscopy

※土曜日も検査を行っています。
※胃カメラ、大腸カメラは基本予約が必要です。

内視鏡検査について

当院では最新の機器を用いて、丁寧で苦痛の少ない内視鏡検査を目指しております。
口からはもちろん、鼻からの胃カメラも可能です。(胃カメラ4本(1本は経鼻内視鏡)大腸カメラは3本 準備しております)

検査に伴う緊張、苦痛を少しでも軽減するため少量の鎮静剤を用いて検査を行うことも可能です。その場合は、検査後、1時間ほど十分に目が覚めるまで専用のベッドで休んでいただきます。当日は自動車・自転車などの運転、注意を要するような仕事は行わないようにお願いいたします。当日は公共の交通機関などを利用してご来院ください。
(鎮静剤を用いずに検査することも可能です。)

内視鏡検査が終了する毎に、内視鏡専用の自動滅菌洗浄機で洗浄を行い、感染症に関しての対策も行っております。

専用の更衣室も準備しています。こちらで検査着に着替えます。

内視鏡室専用のトイレも準備していますので検査前後にご利用ください。

内視鏡検査は院長、副院長及び非常勤の女性医師の3人で行っています。お気軽にご相談ください。

土曜日も検査をしています。
胃と大腸の検査を同日に行うことも可能です。

胃カメラに関して

  • 胃カメラ検査を定期的に受けておくことで、胃がんになっていた場合にも、早期発見の確率が飛躍的に高まります。特に慢性萎縮性胃炎やピロリ菌感染のある方には、この検査をお勧めいたします。
    胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、食道・胃のポリープやがん、炎症などを調べるのに用いられる検査機器です。従来行われている検査よりも楽に、かつ疑わしい病変があった場合は同時に組織を採取し胃癌などの診断することができます。
  • 当院では口から(経口)、鼻から(経鼻)どちらの胃カメラにも対応いたしています。また、緊張、苦痛軽減のために、ご希望の方には鎮静剤を使用することも可能ですので、遠慮無くお申し出ください。
  • 土曜日も検査をしています。
    胃カメラと大腸カメラを同日に行うことも可能です。

このような方には胃カメラをお勧めします。

  • 上腹部が痛むことがある
  • 胸やけがする
  • 吐き気をもよおす
  • 胃に不快感がある
  • 黒い便が出る
  • 貧血を指摘されている
  • 顔色が悪いと言われる
  • 急に体重が減った
  • 喉や胸につかえ感がある
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある
  • 胃バリウム検査で異常を指摘された
  • 食道がんや胃がんの治療を受けたことがある など

胃カメラの流れ

Step. 1

検査前日

前日の夕食は19時までに消化にいいものを少量食べてください。水・お茶はその後も飲んで構いません。内服中の薬は通常通り服用してください。

Step. 2

検査当日

朝食は欠食です。胃の粘液を洗い流すために、起床時~8時までに2-3杯の水を飲んでください。コーヒー・ジュースや牛乳等は飲まないでください。内服中の薬は、血圧や心臓の薬は朝6時までに服用し、それ以外の薬は服用しないでください。口紅などはつけてこないでください。

Step. 3

検査前~検査後

検査直前にのどの麻酔薬をかけます。これはカメラが通る際の苦痛を和らげます。さらに、希望の方には鎮静剤を静脈注射を行います。
検査終了後は、しばらく喉の不快感が残ることがありますが心配ありません。病変があった場合は粘膜組織の一部を採取して検査に提出する場合があります。
その場合は、出血などを予防するために5日間、飲酒、消化に悪い食事、刺激物は避けてください。

Step. 4

経過観察

必要に応じて安静にして経過を見ます。

胃カメラ後のピロリ菌検査・除菌に関して

胃カメラ検査でピロリ菌感染が疑われる場合は、引き続きピロリ菌の抗体検査を行う場合があります。陽性の場合は当日から1週間の内服薬にて除菌療法が開始できます。

大腸カメラに関して

  • 下剤で大腸内をきれいにした状態で、大腸カメラにて大腸内の観察を行います。出血や炎症、ポリープや癌を疑うような病変があった場合には、必要に応じて病変の組織を一部採取したり、同時にポリープの切除を行うことも可能です。
  • すべての腺腫とよばれる腫瘍性のポリープを内視鏡的に切除することで大腸がん発生が大幅に抑制できること、大腸がん死亡を約50%抑制できることが報告されており、当院では積極的にポリープ切除を行い、クリーンコロン(ポリープがない大腸)を目指します。
    (入院加療が必要な大きなポリープに関しては入院が可能な病院へ紹介させていただき、後日治療となることもあります。)
  • 土曜日も検査をしています。
    胃カメラと大腸カメラを同日に行うことも可能です。

このような症状のある方には大腸カメラをお勧めします。

  • 便通異常(便秘、下痢)
  • 慢性の腹痛 など
  • 血便、下血、粘液便
  • 便が細くなった
  • 大腸がん検診(便潜血)陽性の方
  • 大腸がんの家族歴がある方
  • 飲酒が好きな方
  • 肥満などの体格が良い方
  • 赤肉・加工肉(ベーコン、ソーセージなど)をよく食べる方

大腸検査までの流れ

Step. 1

検査1週間前

便秘にならないように通常使用している下剤や緩下剤等は服用を続けてください。

Step. 2

検査前日

前日の食事はこちらが準備した検査食のみを食べてください。水分は普段より多めに飲んでください。午後10時に下剤を内服してください。

Step. 3

検査当日

朝食は欠食です。水・お茶は十分にとってください。コーヒー・ジュースや牛乳等は飲まないでください。内服中の薬は、血圧や心臓の薬は服用し、それ以外の薬は服用しないでください。

Step. 4

検査前~検査後

残っている便を出して腸の中をきれいにするために、腸管洗浄剤を1000mL程度飲んでいただきます。腸管がきれいになった状態で検査を始めます。検査直前に鎮痛剤・鎮痙剤(希望がある方は鎮静剤)を静脈注射いたします。検査終了後は、医師より結果を説明します。

Step. 5

経過観察

必要に応じて安静にして経過を見ます。

内視鏡設備

オリンパス社 EVIS LUCELLA ELITE用いて、正確な診断を行えるように検査を行います。内視鏡専用の洗浄システムを用いて安全な検査を行います。

オリンパス ビデオシステムオリンパス社 EVIS LUCELLA ELITE資材より引用

内視鏡洗浄システムオリンパス社 OER-3資材より

生体モニター鎮痛剤や鎮静剤を使用しての内視鏡検査や処置時には呼吸状態、血圧、心電図などのモニタリングが重要となります。安全な鎮静下(少し眠ったような状態)での検査を行うために検査中、検査後は専用の機器を用いて管理を行います。

内視鏡室当院では専用の内視鏡検査室を設けており、周囲を気にせず集中して検査を行える環境を整えております。

鎮静後のリカバリースペース

内視鏡検査後は専用のベッドでしばらく安静にしていただき、状態を観察いたします。鎮痛剤や鎮静剤を使用した場合は、ストレッチャーベッドに乗ったままでリカバリー室(回復室)へ移動し、十分に目が覚めたことを確認してから帰宅していただきます。

リカバリー室

内視鏡待合室

楽に受けるための工夫
(経鼻・鎮静)

鼻(経鼻)からの胃内視鏡検査

当院では従来の口から(経口)の内視鏡検査はもちろんのこと、鼻から(経鼻)の胃カメラにも対応しています。一般的に咽頭反射が起きにくく、楽に検査をうけることができます。また、検査中に会話も可能であり、患者さんの安心にもつながります。内視鏡の太さは5㎜程度でうどんよりも少し細いくらいですが、ハイビジョン画像であり十分な観察、診断が可能です。

鎮静剤を用いた内視鏡検査

当院では通常通り喉の麻酔(咽頭麻酔のみ)を用いた胃カメラ、大腸カメラはもちろんのこと、緊張が強い、楽に検査をうけたいという患者さんには少し眠った状態での検査(鎮静剤を使用した検査)も可能です。その場合は、しっかり目が覚めたことを確認してからご帰宅していただくために1時間ほど専用のベッドで休んでいただきます。また、当日は自動車・自転車などの運転、注意を要するような仕事は行わないようにお願いいたします。当日は公共の交通機関などでご来院ください。

鎮静剤あり 鎮静剤なし
①以前検査できつかった経験がある方
②歯磨きの際にオエっとなる方

但し、以下の条件があります
検査当日の自転車やバイク・車の運転は絶対にしない
検査終了後、麻酔がさめるのを確認するため1時間程度院内で待機できること
①今まで複数回検査をしたことがあり、慣れている方
②検査後にすぐ仕事や用事がある方

二酸化炭素(CO2) 送気装置

内視鏡検査で胃腸のなかを観察する際には空気を送って胃腸を膨らませる必要があります。しかしながら通常の空気ではすぐには体外に排出されないため、腹部膨満感や腹痛の原因となります。当院では、空気よりも約200倍、腸管から血液へ吸収されやすく、呼吸により速やかに体外へ排出される二酸化炭素送気システムを使用していますので、速やかに腹部膨満感や腹痛が解消します。

[写真] オリンパス社 内視鏡用炭酸ガス送気装置資材より

内視鏡挿入形状観測システム(UPD-3)の導入

内視鏡挿入中のスコープの形状や位置をリアルタイムに3次元的に画像表示する大腸内視鏡挿入支援システムです。
専用スコープや挿入形状観測プローブに埋め込まれた電磁コイルから発生するパルス化された低強度磁界をアンテナ部が受信し、その磁気パルスからスコープ挿入部の正確な位置と向きを計算し、モニターに3次元画像として再現し、挿入時の苦痛軽減に利用します。

[写真] オリンパス社 EVIS LUCELLA ELITE資材、scope Guide資材より引用